釈放されました!

本日、初公判ののち、山田編集長はぶじ保釈を勝ち取りました。

釈放時の写真です↓
https://twitter.com/jimminshimbun/status/964480486977421312

これまでのご支援ありがとうございました!
無罪判決と押収物の返還を求める取り組みが今後も続きます。
引き続きご注目をいただければ幸いです。
明日土曜の集会には本人も出席するとのことですので、ぜひご参加ください。

関西:2月17日(土)18時~
場所:「小田地区会館3Fホール」(JR尼崎駅から南へ5分。尼崎市長洲本通1-15-38)
地図:http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/…/institution/05_053.html
(駅北側の「小田公民館」ではありません。間違えないようお願いします。)

スピーカー:
・木村真(豊中市議会議員)「森友学園問題と人民新聞弾圧」
・ガリコ美恵子(イスラエル在住、人民新聞執筆者)「パレスチナに対するイスラエルの暴力、エルサレム首都承認問題を報告」
・「どるめん」金成日さん(地元尼崎より):不正と闘う山田さんの過去映像など
・趙博(浪花の歌う巨人・パギやん)の歌
・人民新聞社、オリオンの会から経過報告
・「関西生コン」への弾圧もさせない!西山直洋(全日建連帯労組関西地区)ほか

2月16日兵庫県警への申入れ書

兵庫県警 西川直哉本部長

生田警察署 福本明彦署長

警察庁 栗生俊一長官

  2018216 

豊中市議会議員 木村 真

門真市議会議員 戸田ひさよし

人民新聞社

賛同議員:丸尾牧(兵庫県議会議員)、高木隆太(高槻市議)、川口洋一(高槻市)、西智子(箕面)、山下慶喜(茨木)、高橋登(泉大津)、手塚隆寛(枚方)、佐々木希絵(河南町議)=以上大阪府、井奥雅樹(高砂)、北上哲仁(川西)、酒井一(尼崎市議)、大島淡紅子(宝塚市議)、大津留求(伊丹市議)、山崎けんいち(尼崎市議)=以上兵庫県、是永宙(高島)=滋賀県、尾和弘一(和歌山県岩出市)

連絡先:人民新聞社

567-0815 大阪府茨木市竹橋町2-2-205

電話:072-697-8566 FAX072-697-8567

人民新聞弾圧の謝罪・担当者処罰、全ての押収物の即時返還、全ての関連捜査の即時永久中止を求める要求書

新体制作りを始めた矢先の弾圧

 人民新聞社は1968年に創刊し、毎月3回発行しています。日本中・世界中で権力とたたかう人々の声を伝えてきました。この夏に大阪府茨木市に事務所を移転し、世代交代と地域密着でより広い協力体制を作り、編集体制の強化を進めていました。

 その矢先の1121日、突然編集長の山田洋一氏が兵庫県警に不当逮捕され、自宅と新聞社事務所が家宅捜索されました。容疑は「詐欺罪」で、新聞社とは関係が無く、内容も不当そのものです。編集長は1211日に起訴され、勾留した生田署は人民新聞や厚着の差入れを妨害してきました。そして今身柄を移された神戸拘置所には、何と暖房がありません。私たちは編集長の起訴取り下げ、即時保釈、押収品の返還を求めます。

事務所を包囲する異様な捜査

 21日朝7時、尼崎市の編集長の自宅が家宅捜索され、兵庫県警生田署に連行され逮捕されました。続けて9時ごろ、20人以上の警察が茨木市の人民新聞社の事務所を包囲し、社員1名が来ると家宅捜索を開始。こちらが各所に電話したり撮影・録音することを禁止し、社員は軟禁状態にされました。

 後から来た社員には令状も見せず、立ち入りを妨害。マンション入口に検問を張り、出入りする他の住民全員に職務質問しました。住民を怖がらせて移転した事務所を孤立させる狙いが明らかであり、捜査の不当性が際立ちます。

全てのパソコン・資料を押収する不当捜査

 この結果、新聞社は全てのパソコンと読者発送名簿も押収されました。新聞発行に多大な影響が出ており、兵庫県警に断固抗議します。

 報道では「自分名義の口座を他人に使わせていた」とありますが、実質的な被害者も被害額も全く存在しません。「最初から口座を騙し取った」と言い切り、逮捕や家宅捜索まで行うのは明らかに不当です。私たちは今回の逮捕・家宅捜索・起訴は、人民新聞社の新体制へのあからさまな弾圧であると考えます。

実質的な共謀罪の適用の可能性が

 今回の件で東京でも警視庁が2箇所を家宅捜索し、関係者に任意出頭を強要しており、弾圧の拡大が懸念されます。6月に成立した稀代の悪法「共謀罪」は、犯罪の無い所に「犯罪をした」と物語をでっち上げ、市民運動や報道機関を弾圧・萎縮させる目的です。兵庫県警税金で東京まで家宅捜索に行きました。また新聞社の家宅捜索では編集部員が「どういう詐欺罪だ」と聞いても一切答えず、同時刻にマスコミには「日本赤軍が云々」と逮捕状に全く書かれていない内容をリークしました。全ては実質的な共謀罪の適用開始であり、典型的で許されない別件逮捕です。

 私たちは、弾圧には絶対に屈しません。新聞の発行を続け、権力の不正を暴きます。そしてそのためには、編集長即時釈放と、新聞社・編集長・東京での押収物を全返還することが必要です。この国の刑事訴訟システムでは、起訴されると多くが初公判まで数カ月間も勾留されます。つまり本人の人権と新聞社の機能が数ヶ月も間停止させられることになります。それは報道・表現の自由を大きく侵害する憲法違反であり、許されません。また警察は「オリオンの会」など関係者に次なる弾圧を狙っている可能性があり、それも絶対に許されません。よって貴職と全ての捜査関係者に、以下を要求します。

1:人民新聞編集長の不当逮捕と起訴を謝罪し、捜査立案者・指揮者・実行者の氏名・役職を全て明らかにし、全員処罰し、再発防止策を公表すること。

2:全ての押収物を即時返還し、複製した書類やデータは全て私たちの目前で破棄すること。

3:本件の全ての関連捜査を即時永久中止すること。

4:マスコミにリークした「日本赤軍云々」や実名報道を撤回・謝罪する記者会見を行うこと。

2017年12月27日の神戸地検・地裁保釈要求書

神戸地方裁判所長 本多 俊雄 様

神戸地方裁判所裁判官 芦高源 西野牧子 神原浩 立仙星矢様

神戸地方検察庁検事正 髙﨑秀雄 様

神戸地方検察庁特別刑事部 福居幸一 様

      人民新聞編集長の起訴取り消しと即時保釈を求める要求書

  20171227日 

豊中市議会議員 木村 真

門真市議会議員 戸田ひさよし

●●(賛同議員募集)

人民新聞社

連絡先:人民新聞社

567-0815 大阪府茨木市竹橋町2-2-205

電話:072-697-8566 FAX072-697-8567

新体制作りを始めた矢先の弾圧

 人民新聞社は1968年に創刊し、毎月3回発行しています。 日本中・世界中で権力とたたかう人々の声を伝えてきました。 この夏に大阪府茨木市に事務所を移転し、 世代交代と地域密着でより広い協力体制を作り、 編集体制の強化を進めていました。

 その矢先の1121日、 突然編集長の山田洋一氏が兵庫県警に不当逮捕され、 自宅と新聞社事務所が家宅捜索されました。容疑は「詐欺罪」で、 新聞社とは関係が無く、内容も不当そのものです。編集長は12 11日に起訴され、 勾留した生田署は人民新聞や厚着の差入れを妨害してきました。 そして今身柄を移された神戸拘置所には、何と暖房がありません。 私たちは編集長の起訴取り下げ、即時保釈、 押収品の返還を求めます。

事務所を包囲する異様な捜査

 21日朝7時、尼崎市の編集長の自宅が家宅捜索され、 兵庫県警生田署に連行され逮捕されました。続けて9時ごろ、20 人以上の警察が茨木市の人民新聞社の事務所を包囲し、社員1名が 来ると家宅捜索を開始。こちらが各所に電話したり撮影・ 録音することを禁止し、社員は軟禁状態にされました。

 後から来た社員には令状も見せず、立ち入りを妨害。 マンション入口に検問を張り、 出入りする他の住民全員に職務質問しました。 住民を怖がらせて移転した事務所を孤立させる狙いが明らかであり 、捜査の不当性が際立ちます。

全てのパソコン・資料を押収する不当捜査

 この結果、 新聞社は全てのパソコンと読者発送名簿も押収されました。 新聞発行に多大な影響が出ており、兵庫県警に断固抗議します。

 報道では「自分名義の口座を他人に使わせていた」とありますが、 それだけで「最初から口座を騙し取った」と言い切り、 逮捕や家宅捜索まで行うのは明らかに不当です。 私たちは今回の逮捕・家宅捜索・起訴は、 人民新聞社の新体制へのあからさまな弾圧であると考えます。

実質的な共謀罪の適用の可能性が

 今回の件で東京でも警視庁が2箇所を家宅捜索し、 関係者に任意出頭を強要しており、弾圧の拡大が懸念されます。6 月に成立した稀代の悪法「共謀罪」は、犯罪の無い所に「 犯罪をした」と物語をでっち上げ、市民運動や報道機関を弾圧・ 萎縮させる目的です。

 警察は、実質的な共謀罪の適用を始めたと考えます。

 私たちは、弾圧には絶対に屈しません。新聞の発行を続け、 権力の不正を暴きます。そしてそのためには、 貴職らが編集長を起訴せずに即時釈放することが必要です。 本事件は実質的な被害者が存在せず、編集長は起訴に値せず、 起訴の取り下げと即時保釈をすべきです。

またこの国の刑事訴訟システムでは、 起訴されると多くが初公判まで数カ月間も勾留されます。 つまり本人の人権と新聞社の機能が数ヶ月も間停止させられること になります。それは報道・ 表現の自由を大きく侵害する憲法違反です。

神戸地検の異常な保釈請求却下「意見書」は許されない

 弁護団の保釈請求に対し、 神戸地検は編集長と支援者を中傷する前代未聞の意見書を出しまし た。その問題点は、

本件は「(プラスチック製のモノとしての) キャッシュカード二枚を詐取した疑い」のはずなのに、 岡本公三氏とのつながりのことばかり書いて保釈を拒否しています 。検察が自ら「別件逮捕」だと認めているに等しいものです。

また、仮に岡本さん支援のためだとしても、 自身がそのつもりでカードを作ったのなら、 勾留理由開示公判で本人が語った通り、「自分で管理している」 のだから、「他人に使用させる目的」ではないことは明らかです。

検察は、「 人民新聞社社員及び支援者が本件を不当逮捕であると決め付け、 捜査段階から、 ホームページその他のソーシャルネットワークを使って、 捜査活動を批判したり、兵庫県警生田警察署及び当庁に押し掛け、 押収物の還付や被告人の早期釈放を求めて大音量での抗議活動を繰 返すなどしていることに鑑みると、 人民新聞社及びその従業員らが、今後、 公判における検察官の立証活動に対する妨害を企てる可能性も相当 程度認められる。」などと書いています。 しかし捜査の批判や抗議申入れは、 憲法で保証された表現の自由の行使であることは、 あまりにも当然です。 本件のように警察・ 検察が法を無視する別件逮捕を強行した場合はなおさらです。 神戸地検のこの意見は憲法違反の前代未聞の誹謗中傷であり、 裁判官に法を無視した印象操作を行うことで、 絶対に許されません。

「被告人は人民新聞社の代表取締役であるとはいえ、 編集業務は、 パソコンがあれば潜伏先においても行うことも十分可能であり、 逃亡の足かせとはいい難い。」と書いていますが、ありえません。 検察官はパソコンだけがあれば逃亡しながら仕事ができるのでしょ うか。できる筈がありません。 会社に出て社員と直接相談や会議をし、 事務所にある書類などを整理し、 公に取材に出向いて人と会うことが通常の仕事、 特に編集長の仕事です。 漫画のような絵空事を理由にするのは許されません。

黙秘していることを保釈却下の理由に挙げています。 これは憲法で保証された黙秘権の否定であり、 黙秘自体を懲罰化するものであり、絶対に許されません。

神戸地裁は保釈請求を即刻認めよ

 神戸地裁の芦高源裁判官らは、1219日に弁護団の保釈請求を 却下し、準抗告も即日却下しました。 弁護士との面談すら行わない問答無用の強行判斷です。 一体なぜでしょうか。芦高氏らは「これまでの状況に照らすと、 被告人が関係者と共謀して第三者に働きかけるなどし、 罪体や重要な情状事実について罪証を隠滅すると疑うに足りる相当 な理由があると認められるため、保釈できない」 と無内容な事しか述べていません。まさか神戸地検の異常極まる「 誹謗中傷文書」を丸呑みしたのでしょうか。 この決定で一人の人間がさらに数カ月も拘禁され、 年末年始を寒さ極まる獄中で過ごすことの苦しみと憲法違反を全く わかっていないと言わざるをえません。 公安事件で繰り返される検察意見の丸呑みは、三権分立の死です。 裁判官は自らの頭で「本当に罪証隠滅をするのか・できるのか、 勾留の必要があるのか」と考え、「隠滅できない・しない・ 必要はない」と判断し、即時保釈するべきです。

 よって、私たちは以下を要求します。

1:神戸地検は今すぐ起訴を取り下げよ。 また保釈請求を行った際の反対意見書を出すことをやめること。

2:神戸地裁は今すぐ保釈を認めること。

3:神戸地裁は、兵庫県警に、 押収した押収物を即時返却させることを決定すること。

以上

初公判2/16に決定!

★初公判、ついに決定!多くの参加を!間近なので、拡散をお願いします

2月16日(金)10時半~神戸地裁101号大法廷(神戸駅徒歩5分)
(傍聴券は先着順なので、10時までには来て下さい)
地図:http://www.courts.go.jp/kobe/about/syozai1/kobemain/index.html
※終了後、裁判所ロビーで報告会開催
※次回は4月25日(水)午後の予定です。

★関西と関東の集会に参加し、編集長を釈放させましょう!

関西:2月17日(土)18時~
場所:「小田地区会館3Fホール」(JR尼崎駅から南へ5分。尼崎市長洲本通1-15-38)
地図:http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/…/institution/05_053.html
(駅北側の「小田公民館」ではありません。間違えないようお願いします。)

スピーカー:
・木村真(豊中市議会議員)「森友学園問題と人民新聞弾圧」
・ガリコ美恵子(イスラエル在住、人民新聞執筆者)「パレスチナに対するイスラエルの暴力、エルサレム首都承認問題を報告」
・「どるめん」金成日さん(地元尼崎より):不正と闘う山田さんの過去映像など
・趙博(浪花の歌う巨人・パギやん)の歌
・人民新聞社、オリオンの会から経過報告
・「関西生コン」への弾圧もさせない!西山直洋(全日建連帯労組関西地区)ほか

関東:2月24日(土)18時~
場所:日本キリスト教会館4階(地下鉄早稲田駅から徒歩5分)
地図:https://www.hoshien.or.jp/images/map/map_150406.jpg

――人民新聞・オリオンの会への弾圧抗議集会

言論弾圧・共謀罪適用を許さない!岡本公三支援の何が悪いのか!
ただちに山田編集長を釈放せよ!

スピーカー:
浅野健一(同志社大学大学院教授・メディア論)
足立昌勝(関東学院大学名誉教授・救援連絡センター代表)、
園良太(人民新聞社)、オリオンの会ほか

詳細チラシ(拡散して下さい)
http://support-yamada.skr.jp/2018/01/30/65/

★救援の専用口座ができました。カンパをお願いします!

弁護士費用、救援活動などに使います。

ゆうちょ口座 記号:14300 番号:87859841
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ
他の銀行から:店番号438 8785984
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ

「人民新聞編集長・山田洋一さんを支援する会」
共同代表:
木村真(豊中市議会議員)
戸田ひさよし(門真市議)
田中壽雄(みんなに見てほしい映画を自主上映する会尼崎)
田中末広(オリオンの会)
脇浜義明(人民新聞社)

ブログ:http://support-yamada.skr.jp/
電話:080-8316-4285

★議員、弁護士、刑法・憲法・メディア学などの学者の方々の賛同人を募集します!

賛同人になれる方は、people (at) jimmin.com へご連絡下さい。

賛同議員:丸尾牧(兵庫県議会議員)、高木隆太(高槻市議)、川口洋一(高槻市)、中西智子(箕面)、山下慶喜(茨木)、高橋登(泉大津)、手塚隆寛(枚方)=以上大阪府、井奥雅樹(高砂)、北上哲仁(川西)、酒井一(尼崎市議)、大島淡紅子(宝塚市議)、大津留求(伊丹市議)=以上兵庫県、是永宙(高島)=滋賀県、尾和弘一(和歌山県岩出市)

賛同学者:足立昌勝(関東学院大)、浅野健一(同志社大)、下地正樹(阪南大)、松葉祥一(同志社大学)

賛同弁護士:永嶋靖久、喜久山大貴(京都弁護士会)

・多彩なこれまでの賛同者約500名と各界の抗議メッセージ!
https://jimmin.com/2017/11/22/protest-to-arrest-and-raid/

差し入れ報告(2018/2/2)

今日のひよどり台は日差しが暖かく、比較的寒さはマシでした。

初公判が決まり、保釈も間近か?という中ですが、幾つか持参しました。

◯防寒小物・消耗品

・入ったもの

ニット手袋、靴下2足、フェイスタオル

・入らなかったもの

ボアスリッパ、断熱シート

◯書籍 1冊(事務所より)

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